Leopardのタイムマシンで共有ボリュームを利用する方法

Leopardのタイムマシンで使えるボリュームはローカルに接続できるボリュームでなくてはいけない、というのが通説になってますが、ちょっと工夫するとネットワークで共有されているボリュームでも使えることが分かりました。 まず前提条件として、サーバーとなるマシン1、つまりハードディスクを共有する側にもLeopardが入っていることが必要。そして、このマシンでまずタイムマシンを有効にします。そしてファイル共有を有効にし、タイムマシンの保存先としたボリュームも、ネットワークからアクセスできるように設定してください。 準備はこれでオッケー。後は、別のマシン2からそのボリュームをマウントしてみると、あら不思議、タイムマシンの保存先としてリストに現れるようになります。 これの調査過程でわかったことは、 ・共有を公開するマシンはLeopardでないとだめ。一度Leopardで共有したボリュームをTigerにつなげてみたがうまくいかなかった。 ・例えLeopardが共有していてもタイムマシンの保存先に指定していないとだめ。 ・サーバー側のタイムマシンの保存先は「Backups.backupdb」というフォルダだが、二つ目以降の保存先はディスクイメージのふりをしたバンドルフォルダー。 ・クライアント側では常にボリュームをマウントしている必要はなく、必要に応じてマウントされマウント解除される。便利、便利。 さて、これで設定が終わったら、どこでもMy Macと併せて使うことで、どっからでもサーバーにバックアップ環境が完成!...といきたいところなんだけど、インストールの初日にはうまくいったように見えたんだけど、2日目以降どこでもMy Macが不調。外から自宅のマシンが見えなくなってしまいました。どうにも、機能としてまだ不安定な感じ。有料サービスなんだからしっかりしてほしいぞ。 あと、この機能、なんか隠れ機能臭い。システムのバージョンアップで使えなくなる可能性もある、ということで、あくまでも個人の責任でお試しいただければと思います。